Createは、水車や風車などを動力源にして様々な機械設備を動かす大規模の工業化Mod。
見た目にもこだわりが感じられ、歯車や水車、風車、ベルトコンベアなどの機械設備が動いている様子も楽しめる。
できることの例としては、
- 自動クラフト、自動精錬、自動醸造、自動輸送・フィルタリング
- 自動採掘、一部の金属収集の自動化
- 農作物の自動収穫、自動植林・伐採
- 液体の管理
- 様々な独自レシピがある特殊なクラフト
- プレス、洗浄(ファン)、製粉(石臼)、破砕など
- 鉄道と列車
などがあり本当に色々な事ができる。
古くから人気のModで、Modパックによく含まれていたり、アドオンModが豊富にあったりする。
日本語の詳しそうな記事も一応いくつかあるのだが、いかんせん大規模なModで要素が多くて何から触れば良いかわからない人が多そうなので、(私も全要素を把握しているわけではないが)今回はCreateの初心者向けの記事を作ってみることにした。
この記事では、序盤にやること~メカニカルミキサーを使って真鍮インゴットを作るところまでを紹介する。
ちなみに、真鍮インゴットはCreateの中間素材アイテムで色々な自動化設備を作るために必要になるアイテム。
※レシピに関しては必要以上に細かく説明しません。「JEI」などのレシピ検索Modを使うことを推奨
バージョン
今回解説するバージョンは0.5.1fで、本体バージョン1.20.1に対応。
※バージョンによって内容が違う場合があります
結構色々なModパックで採用されている。
DawnCraftでもある程度触ったが今回の部分に関してはバージョン間での挙動の違いはず。
※今回筆者はATM9内で遊んでいますが、ATM9では鉱石システムが統合されており英語名になっているのと見た目が違うため、わかりやすくするため記事内の画像は別の環境の画像を使っていることがあります
日本語化
日本語化されている。
ゲーム内ガイド
チュートリアル本はないようなのだが、代わりに「思案」という機能でアイテムの解説や配置を見ることができる。
色々なアイテムのアイコン上で「W」キー長押しで画面が開ける。
思案
思案画面では、日本語の解説にも対応している他、左下のボタンを押すことで画面を一時停止して何のブロックが使われているかを確認することができる。
序盤にやること
序盤から割と選択肢が多いのだが、今回は個人的にオススメな水力を動力に、メカニカルミキサーで真鍮インゴットを作ることを目指して以下のような手順で進めていく。
- 素材集め、素材作り
- 動力の確保 - 水車や歯車の動かし方の基本
- メカニカルプレスで鉄板・泡だて器を作る
- メカニカルミキサーで真鍮インゴットを作る
素材集め、素材作り
以下のアイテムがそれなりの量必要にある。
- 亜鉛鉱石(Zinc Ore)
- 安山岩合金
- 安山岩ケーシング
- その他、鉄など
亜鉛鉱石
亜鉛鉱石(Zinc Ore)は、Y:-63~70の広範囲に結構高頻度で存在しているので適当に山や地下を掘っているだけで見つかるはずだが、地下深い場所よりはY:0以上の比較的高い場所に多い印象。
銅や石炭と同じ感じで、山肌で露出しているのをよく見かける。
原石は他の金属類と同じ様にかまどで焼けばインゴットになる。
安山岩合金
素材の安山岩は、主にY:0より上の高さで生成されるバニラアイテム。
地下深くでは見つからないので注意。
安山岩ケーシング
設置してある状態の原木に向かって、斧を右クリックすると樹皮を剥いだ原木に変化する。
これはバニラアイテムで、木の種類は何でもOK。
これにさらに、安山岩合金を右クリックすると安山岩ケーシングに変化する。
動力の確保
Createでは、色々な設備を動かすために必要な動力のことを「応力」という。
応力を得るための選択肢には
- 人力 ハンドクランク
- 風力 風車
- 水力 水車
- 蒸気機関 蒸気エンジン
などがあるのだが、今回は個人的に序盤でオススメな水力で解説する。
大きな水車を動かそう
小さな水車と大きな水車の素材はほぼ変わらないので、より大きな応力を得られる大きな水車で説明する。
大きな水車は5x5x1くらいの大きさがあるのである程度広いところに設置しよう。
設置したら上の方に水バケツで水を流すだけで水車は回りだす。
横に倒したり、割と適当に水を流しても動くので置き方の自由度が高めでセットアップが楽。
隣に小さな木の家を作って水車小屋にしたりなど、周囲のブロックの置き方で見た目にこだわってみるのもあり。
歯車の基本
水車からの応力を伝播させるために、
- 歯車 ※区別するため記事の中では「小さな歯車」という呼ぶ
- 大きな歯車
- シャフト
をそれぞれたくさん使う。
使い方
小さな歯車と大きな歯車は、用途が違い、
- 小さな歯車同士は、横や縦に並べて連結できる。向きを変えることは出来ない
- 大きな歯車同士は、直角に連結できるので向きを変えられる
- 小さな歯車と大きな歯車は斜めの位置関係で連結できる
- シャフトは、歯車や機械設備についている軸を伸ばすことができる。曲げることは出来ない
つまり、歯車・シャフトの向きを変えたいときは、大きな歯車を2個使えばOK。
この辺の理解は触りながら徐々にでOK。
歯車を動かすためには、応力の元になっている機械、今回の場合は水車の中央の軸に接続すると歯車が回転するようになる。
メカニカルプレスで鉄板・泡だて器を作る
歯車が動かせるようになったら、次はメカニカルプレスを作って鉄板を作ろう。
鉄板(Iron Plate)は、メカニカルミキサーのクラフトに必要な泡立て器の素材として必要になる。
使い方
メカニカルプレスは、単体で使うことはできず
- 鉢と一緒に使う圧縮 と
- デポやメカニカルベルトと一緒に使うプレス
があるが、今回はデポを使って鉄をプレスして鉄板を作る。
セットアップは単純で、水車から接続されたシャフトにメカニカルプレスをつなぎ、その下にデポを設置するだけ。
ここではまだ歯車なしで動かせる。
デポに鉄インゴットを右クリックしてセットするとメカニカルプレスが動き出し、鉄インゴットを鉄板に変換する。
これで泡立て器からメカニカルミキサーをクラフトできるようになる。
メカニカルプレスには他にもインゴットを金属板に変えるレシピがあり、銅板や金板も作れるのでそこから色々なCreateのアイテムを作れる。
全てのレシピは、レシピ検索Mod「JEI」の機能を使ってアイコン上で「U」キーを押して全レシピを確認できる。
メカニカルミキサーで真鍮インゴットを作る
メカニカルミキサーは、鉢と一緒に使って混合や醸造のクラフトができる。
メカニカルプレスと違う点として、シャフトをつなぐのではなくて歯車を連結させる必要がある。
歯車を適当に繋いでみると「このメカニカルミキサーは十分速く回転していないようです。」というメッセージが表示されて設備が使えない状態に。
回転を速くする必要がある。
回転を速くする
回転を速くしたい場合は、下のgif画像のように、大きな歯車から小さな歯車に力を伝えると回転が速くなる。
回転が速くなった小さな歯車からシャフトを伸ばして大きな歯車を取り付け、さらに別の小さな歯車へつなぐ。
メカニカルミキサーを動かす場合は、この繋ぎ方を3回繰り返すことで必要な回転力を得ることが出来た。
下の画像では右から順に、大→小→大→小→大→大→小→メカニカルミキサーと連結している。
最後の 大→大 は歯車の向きを変えるため。
※大=大きな歯車、小=歯車
これで一応メカニカルミキサーを使ったいくつかのレシピは作成可能になったのだが、真鍮インゴット(Brass Ingot)を作るためにはさらに加熱が必要で、そのためにはブレイズバーナーが必要になる。
ブレイズバーナーのセットアップ
- 空のブレイズバーナーをクラフト
- ネザーに行ってブレイズに右クリックするとブレイズバーナーに変化するので
- それを鉢の下に配置
- 最後にブレイズバーナーに任意の燃料(木材や石炭)を右クリックすれば加熱できる
燃焼時間は、投入する燃料の数と種類によるのでクラフトする時に燃料を投入しよう。
真鍮インゴットを作る
ここまでセットアップできたら後はメカニカルミキサーの下に配置した鉢に向かって、銅インゴットと亜鉛インゴット(Zinc Ingot)を「Q」キーで投げ入れればOK。
ちなみに、真鍮インゴット(Brass Ingot)は、設置してある樹皮を剥いだ木に右クリックすると真鍮ケーシングに変化する(安山岩ケーシングと同じような感じ)。
真鍮インゴットや真鍮ケーシングの主な用途は、Create Modでの中間素材アイテムでここからさらにたくさんのアイテムを作ることができる。
また、メカニカルミキサーにも他にもたくさんのレシピがあり、JEIの機能を使ってアイコン上で「U」キーを押して全レシピを確認できる。
まとめ
このように、このModの特徴として多くの設置アイテムは専用のGUI(右クリックメニュー)を持たず、直接アイテムを右クリックしてセットしたり、Qキーで投げ入れて使う。
今回の解説は一旦ここまでにするが、例えば破砕ホイールを作るためにはさらにこの後、真鍮ケーシングからメカニカルクラフターを21個作ってセットアップしたりと他にもまだまだ色々な要素がある。
その他のアイテム
エンジニアのゴーグルを使おう
エンジニアのゴーグルは、応力の状況を確認できる頭装備アイテム。
これを装備して水車や機械装置に視線を向けると、許容応力や現在使用している応力を確認できる。
歯車関連のアイテム
歯車の回転力や向きの変更は以下のアイテムを使うことでよりスマートにセットアップできる。
慣れないうちは無理に使わなくてもOK。
- ギアボックス 水平方向にシャフトの向きを回転できる
- 垂直ギアボックス 垂直方向にシャフトの向きを回転できる
- ギアシフト レッドストーン信号によって逆回転にできる
- クラッチ レッドストーン信号によって回転を止められる
- ケース入りチェーンドライブ 同じ回転のシャフトをすぐ横にいくつも並べられる。90度の向きを変えることもできる
- 可変チェーンギアシフト ケース入りチェーンドライブと一緒に使って、レッドストーン信号によって回転速度を上げたり下げたりできる
Createによって追加される岩石
Createによっていくつかの岩石が地下に追加されるが、ここではカラフルな4種の岩石を紹介。
今回解説した範囲よりさらにもう一歩先に進める必要があるが、これらは「破砕ホイール」を使ったクラフトによって各種金属に変換できる。- 緑青岩 銅になる
- 真紅岩 鉄になる
- 黄土岩 金になる
- 瑠璃岩 亜鉛になる
鉱石を直接採掘するのに比べると収集効率は落ちるかもしれないが、かなり密集して生成されるので場合によっては集めやすく、ブロックが余っている時に有効活用もできる。
また、それぞれハーフブロックや階段などもあるので、石切台で加工して建築に利用すると映える色の建物が作れるかも。
上で挙げた他にも、「石灰岩」を加工すると白系のきれいなブロックになったりする。
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列車要素解説。
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