Quark(クォーク)は、バニラのゲーム性を改善することがテーマの便利機能やアイテム・モブなどを追加する大規模の多機能Mod。
このModによって、
- 柴犬などいくつかの友好的・敵対的な新モブ
- ブロックの逆側に設置できるリーチアラウンド配置機能
- エモート機能
- インベントリの並べ替え機能
- エフェクトをかけられるカメラ(スクリーンショット)機能
- 地下や地上に色々なものが生成される
- 黄色や紫などカラフルな木々
- 光るキノコ「ヒカリタケ」
- 装飾や光源になる「コランダム」
- 様々な便利アイテム
- ブーメラン型の複合採掘ツール「ピッケラン」
- エンチャント本の上位版「古代の書物」
- ウシ、ニワトリなどの動物にカラーバリエーションが追加
- シルクタッチなしでガラスを壊すとガラス破片がドロップするようになる
- 様々な装飾アイテム:本棚、階段、ハーフブロック、塀、ガラス、和風の畳や障子など
などの要素が追加される。
中にはかなり強力なアイテムも。
非常に多岐に渡る要素の追加・変更があり、ここに挙げた以外にもまだまだ把握・紹介しきれないくらいたくさんある。
それぞれの機能は設定から個別にON/OFFすることができるようになっている。
結構色々なModパックに含まれているので知っておくとお得。
バージョン
今回解説する内容はマイクラ本体バージョン1.18.2~1.21.1辺りに対応。
※バージョンによって多少内容が違う場合があります
日本語/ゲーム内ガイド
アイテム名は日本語化されているが、ゲーム内での説明は少なめ。
レシピ検索Mod「JEI」の機能を使って、インベントリのアイテムアイコンの上でUキーを押すとアイテムの用途が確認できるものもあるが、説明文は日本語化されていないものが多い。
モブ
柴犬
このModによってかわいげな柴犬がスポーンするようになる。
色は茶色、濃い茶色、グレーの3種類。
草地などの山岳系バイオームでよく見かける。
オオカミと同じ様に骨で飼いならすことができ、右クリックで待機/追従を切替可能。
矢を放つと走って取ってくる。
フォックスハウンド
フォックスハウンドは、ネザーでスポーンする火をまとった狐。
デフォルトで敵対状態だが耐火のポーションを飲んでいる状態で石炭を右クリックすると確率で飼いならせる。
かまどの上に座らせておくと焼くのがが速くなる機能もあるらしい。
他にも「カニ」、背中に鉱石を生やしたカメ「オアトイズ」、倒せるとアイテムを落とす「ストーンリング」、ネザーの「生霊」などの色々なモブが追加される。
リーチアラウンド配置機能
リーチアラウンド配置(Reacharound Placing)は、ブロックの側面に視線を合わせなくても隣接した設置ができる機能。
設置可能なアイテムを持った状態でブロックの反対側の何もない位置にカーソルを合わせると、この画像のようなレティクル(画面中央のマーク)に変化し側面を見ていない状態で設置できる。
空中のブロックを広げるのにいちいち端にしゃがみ移動しなくて良くなるのでめちゃくちゃ楽で、一度使うとなしではいられなくなるかも。
この機能だけを持つModには、「Bridging Mod」やFabric用の「Reacharound」Modがある。
オフにする手順
以下の手順でオフにできる。
タイトル画面 → 「MODS」 → "quark"で検索・選択 → 「設定」 → 「微調整」 → 「Reacharound Placing」を x にする → 「完了」 → 「変更を保存」
その他の設定も同様の手順で設定項目を探してON/OFFできる。
エモート
Tキーで開くチャット画面右側のボタンからいくつかのエモートを使えるようになる。マルチプレイ用の機能。
使うとそのアイコン表示とアニメーションが行われる。
以下の場所からキー設定して直接使うこともできる。
「設定」 → 「操作設定」 → 「キー割り当て」→「Quark エモート」のカテゴリ
アイテムの並べ替え
自分のインベントリ、チェスト内の並べ替えができるようになる。
以下からキー設定が必要。
「設定」 → 「操作設定」 → 「キー割り当て」 → 「Quarkのインベントリ」
また、同カテゴリ内にある「アイテムをしまう」、「アイテムを取り出す」は、インベントリ・チェスト間で一括でアイテムを移動できる機能なのでこれも設定するのはあり。
カメラモード(スクリーンショット機能)
F12キーでカメラモードに切り替えてエフェクトをかけたりサイズを変えたりしてスクリーンショットをとることができる。
マイクラに元々あるF2キーでのスクリーンショット機能の拡張で、以下の設定を変更できる。
- 数字の「1」キー:フィルタの変更。セピア、高彩度、低彩度、寒色、暖色など
- 数字の「2」キー:グリッド(画面の補助線)の表示。十字線、三分割など
- 数字の「3」キー:アスペクト比の変更。16:9、4:3など
- 数字の「4」キー:オーバーレイ。日付やプレイヤー名の表示など
- スニーク+数字の「5」キー:設定をリセット
アイテム紹介
- 種入れ(Seed Pauch) 同じ種類の種を641個まで収納できるアイテム。
入れ方は、インベントリで入れたい種をクリックしてから種入れのアイコンに右クリックで入れられる。耕した土ブロックに向かって種入れを持って右クリックで植えられる。
独自のインベントリを持っているわけではなく、複数の種類の種は同時に入れられない。 - ルーン(各色) 金床でエンチャントされた装備のエフェクト色を変えられる。各ルーンは染料で色を変えられる。
- コランダム(Corundum)
光源・装飾になる他、ルーンの素材になる。 - ダイヤモンドの心(Heart of Diamond) 用途が2つあり、石系ブロックに右クリックするとテイムされた状態のストーンリングを召喚できるのと、ブーメラン型の武器「ピッケラン」の素材にもなる。
ストーンリングがドロップする。 - ストーンリングは、深めの地下でスポーンするモブ。
矢が効かず近づくとすぐに逃げ出すが、逃げる前に倒せると持っているアイテムをドロップする。オフハンド(左手)にレアバイオームにあるグロウシュルームを持っている場合逃げないが、そもそもバイオームを見つけるのが難しいので逃げる前に倒す方が速い - ソウルビーズ(Soul Bead) ネザーで右クリックして使用するとゆっくりと回転しながらネザー要塞の方向に向かって飛んでいき、50ブロック程飛ぶと消える。オーバーワールドで使っても何も起こらない
- 古代の書物(Ancient Tome) 金床でエンチャント本と同じ様に使えるが、既についているエンチャントに加算して強化できる。エンチャント本の上位アイテムのようなもの
- ピッケラン(Pickarang) 当たったブロックを破壊してそのまま回収できるブーメラン型のツール。
攻撃力が低いので武器として使うのは厳しいが、大体のブロックなら種類に関わらず1発で破壊できるため、ツール系Modによくある「Paxel(パクセル)」のような複合ツールとして使える。
水の中や採掘速度低下中でも難なく使える優秀ツール。エンチャントは、幸運やシルクタッチなどのツール系のものや貫通が付与可能。上位のブーメランも性能はほぼ変わらない - フラメラン(Flamarang) 採掘レベルがネザライトになり耐久性も少し上がる。拾ったアイテムが燃えない
- 餌箱(Feeding Trough) 動物が食べる餌を入れておくと自動で食べて繁殖する。お手軽すぎてModパックではクラフト不可にされていることがよくある
- 松明の矢 弓で撃って設置できる松明
- 移植ごて ホットバーにあるブロックをランダムで設置。こだわりの装飾用
- ガラスの額縁 透明の額縁でアイテムを貼り付けると額縁部分が見えなくなり当たり判定も消える。チェストに貼ったときに通常の額縁よりも開けやすい
その他の追加要素
- 両開きに設置したドアを開閉する時に、両方のドアが同時に動く
- ガラス瓶に雲を入れられる。使うと空中に雲ブロックを置ける。数秒で消えるが、その間に他のブロックをそこに設置できる
- バケツにスライムが入れられる。小さいスライムのみ
- 水バケツにカニが入れられる
- 近づくと複数の敵モブが現れるモンスターボックスが地下に生成されることがある
- ミニボス級の敵モブ「忘れ去られしもの」がスポーンすることがある。ドロップする「忘れ去られた帽子」は装備していると釣れるものが少し良くなり、リーチが少し伸びる
- 装飾にもなる様々な圧縮ブロックの追加:リンゴ、金リンゴ、ジャガイモ、ニンジン、金のニンジン、ビートルート、カカオ豆、ネザーウォート、火薬、スイートベリー、グロウベリー、革、ウサギの皮
- 日本風の装飾アイテム:提灯、障子、畳
- 世界各地にカラフルな木々が生成されることがある
- オウムが卵を生む
- 特定のバイオームを指し示す地図Pathfinder Mapを製図家が販売するようになる
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