FTB Arcanum Institute(エフティービー アルカナム インスティテュート)は、魔術と冒険がテーマの魔術Mod入門者向けModパック。
ハリーポッターの世界のような魔法学校の生徒として、クエストをこなして魔術を学習・習得し、それらの力を使って冒険や戦闘に挑む。
バニラ拡張型ではなくて、主に以下の2ワールド:
- アドベンチャーモードで進む、魔法学校のキャンパスがあるワールド
- サバイバルモードで進む、自宅(寮)があるワールド
メインで取り上げられている6つの魔術Modは以下の通り(CurseForgeから要約)。
- Botania 花の力を引き出しクラフトにパワーを注ぐ。
- Blood Magic 生命力を意のままに操り・解き放つことで驚くべき力を手に入れる。
- Occultism 彼方からの霊を召喚し従わせる。
- Ars Nouveau カスタムスペルを作り、魔法のしもべを召喚し、強力な装備を作る。
- Malum 神秘的な力「Spirit Arcana」を操る方法を学ぶ。
- Evilcraft 黒魔術に挑戦する。
他に以下のModも含まれている。
- Hex Casting アメジストと杖で魔法を使うMod
- Hexerei 魔女がテーマで空飛ぶほうきやカラスが出てくる魔術Mod
- Nature's Aura 自然のオーラを使ってクラフトする魔術Mod
独自の世界観を楽しみながらこれらの魔術Modに触ってみたいという人にオススメのModパック。
私もまだそこまでたくさんはプレイしていないので、主に序盤をプレイした感想とシステム紹介が中心になる。
※最序盤の若干のネタバレを含みます
序盤をプレイして感じたこと
- 独自の世界観が面白い
- Modの理解を深めやすいシステムになっている
- クエストラインのお陰で次に何をするかがわかりやすい
- 前提クエスト達成で次のクエストに必要な素材が手に入ることがよくある
- 遊び方がバニラやバニラ拡張のModパックとは結構違う
- 少なくとも序盤では戦闘、探索、採掘などの要素は少なめで、Mod理解のためのクエストをこなすのが中心になる
- 工業Modは入っていないが、Botania、Occultism、Ars Nouveauなどには自動化の要素がある
- 英語が多少は出てくる
- 読めなくても/読まなくてもある程度進められなくはないが、会話やクエストブックに次にやるべきことのヒントが書かれていることも
- 人の話を聞くことで世界観をより理解できるかも
バージョン
今回解説するバージョンは1.3.0で、本体バージョンは1.18.2。
※アップデートで内容が変わる場合があります
日本語化
日本語化はされていない部分が多い。Modごとの翻訳状況にもよる。
遊び方
FTB Appから遊べるので、まずはFTB Appをインストールしよう。
こちらでFTB Direwolf20シリーズのインストール方法について紹介しているが手順はこれと同じ。
マイクラ本体にログインして遊べることはあらかじめ確認しておこう。
このModパックのシステムを紹介していく。
クエスト
基本的にはクエストブックのクエストを中心に進めることになる。
インベントリの左上からクエストブックを開ける。
左からカテゴリ一覧が開く。
特に決まった順番はなさそうなので、自分が興味のあるModを中心に好きなように進めてもOKだが、最初は「Orientation」、「Progression」辺りから進めると良さそう。
カテゴリ内の全てのクエストタスクを完了しなくても、別のカテゴリに手を付けて問題ないが、クエストを進めるのに前提クエストが必要な場合もある。
地図
地図Mod「FTB Chunks」の地図をMキーで開くことが出来る。
これとは別に、クエストブックの「Enchanted Map」から最初のワールドの各建物の場所を確認できる。
この画面から経験値を消費してワープすることもできるようになっている。
レシピ検索Mod「JEI」
用途がよくわからないアイテムがたくさん出てくるので、調べたいときは以下のように「JEI」の機能を活用して調べると良い。
- インベントリのそのアイテム上で「U」キーを押して作れるものを確認する
- インベントリのそのアイテム上で「R」キーを押して作り方を確認する
- 検索欄に@から始まるMod名を入力してそのModのアイテムを検索。チュートリアル本がないか探す
- クエスト画面や進捗画面を見て、そのModのクエスト・進捗を探す
- それでもわからないならMod名やアイテム名でググるしかない
お気に入り登録
インベントリや検索欄のアイテムのアイコン上で「A」キーでお気に入り登録ができ、インベントリを開いた時に画面左側に表示される。 再度「A」キーでお気に入り解除。
インベントリを開くと、左側にお気に入り登録したアイテムが表示、右側に検索欄が表示される。
検索欄やお気に入りの欄は、画面サイズによっては表示できないことがあるので、表示されない場合はウィンドウサイズを広げてみよう。
序盤をプレイしてみる
島の船着き場のような場所からスタートする。
このワールドにはキャンパスや寮(Dorm)へつながるポータルなどがあり、アドベンチャーモードで進行するためブロックの破壊・設置はできない。
敵もおらず落下速度軽減が自動でつくため、よほどのことがない限りはデスしないようになっている。
近くにいる妖精はガイド役的なキャラで、キャンパスの色々な場所にいる。
要約するとこんな事を言っているっぽい。
- こんにちは、私はゾーラ。
- Arcanum Instituteの妖精だよ。
- これから始まるあなたの魔法の旅のお手伝いをするよ。
- まずは道沿いにDining Hallに行ってね。
左を進むと別の妖精が。
「右の道を進むか、左のLuminizerに触るとDining Hallに行けるよ」とのこと。
左にある光に右クリックすると勝手にDining Hall前まで運ばれる。
Dining Hallの奥にいる人が校長先生Tazzらしい。
話しかけるとクエスト画面に校長先生からのお話が表示された。
以下がDeepLに通して微修正を加えた訳。※難しい表現ですね…
- 「校長からのお話」
- 敬愛するArcanum Instituteの学生諸君!
- 私はグランドマスターTazz、この名門校の校長です。
- これから学業を始めるにあたりArcanum Instituteの尊敬すべき勢力を皆様にご紹介します。
- これらは魔術の4つの属性である地水火空に対応しています。
- あなたには知識の道に踏み出す前に、自分の本質と共鳴する属性を選んでもらいます。
- 土: 「House of Earth」は、揺るぎない強さと忠誠心の拠り所だ。大地の揺るぎない礎と共鳴する精神を持つ者たちのための聖域である。
- 空: これとは対照的に「House of Air」は、自由を育み知性と創造性の果てなき空を駆ける者たちを手招きする。
- 火: 「House of Fire」に目を向ければ、そこには熱き魂、弛まぬ野心、そして偉大性へのあくなき追求のための鍛錬場がある。
- 水: 最後に「House of water」は、適応性と調和を体現し、優雅さと直感で流れ、神秘の潮流を巧みに操る。
- これであなたの寮とユニフォームが決まります。直感に任せなさい!
Eccentric Tome
このクエスト報酬でもらえる「Eccentric Tome」はチュートリアル本をまとめて管理するためのアイテム。
今使っても何も表示されないが、これを他のチュートリアル本と一緒にクラフトすることで、その本を取り込んで複数の本を一括管理することができる。
使うと取り込んだ本に変化させることができその後、スニーク+Qキーで元に戻す(入れた本を取り出す)ことができる。
話を戻して、クエストブックの「Orientation」のカテゴリを見てみると、次は寮のポータルに行って自分の属性を決めろ、とのこと。
寮に行くにはDining Hallを一度出てから北側の階段から行ける。
ここにポータルがある。4つあるがどれも同じっぽい。
入るとワールド選択の画面に。
以下のような属性に対応している。
- Zephyr Heights 空
- Aqua Haven 水
- Ignis Peak 火
- Terra Creast 地
選択してから「Create」を押したらワールドが読み込まれるまで少し待とう。
ポータルに入ると選択したテーマの寮に飛ばされる。
自動でサバイバルモードに変更され採掘やクラフトが出来る。庭のようなエリアには動物が少しいるが敵はいない。ここの素材は有効活用しよう。
キャンパス内はアドベンチャーモードなのでアイテムを設置したりできないので、実際に色々クラフトしたりアイテムを設置したりというのはこのワールドを使うことになる。
Modのクエストを進める
ここからは割と自由で、好きなModのクエストを進めていくこともできそうだが、まずは序盤に進めることを想定されているであろう「Progression」のカテゴリを進めてみることにする。
まずは原木の採取。
これは寮の庭にあるのですぐに手に入る。
次は、Glyph of Craft(作業台のグリフ)を入手しろとのこと。
クエストを色々覗いてみていると「Fabricarion Magique」カテゴリのクエスト報酬にあるのを見つけたのでここを目指してみる。スペルブックももらえる模様。
Ars Nouveauの製の原木が必要。
まずは、Ars Nouveauのクラスに行ってR3GENという人に会えば良いらしい。
会うとチュートリアル本や滝のアークウッドの苗木、骨粉をもらえた。
これを寮の庭で育てれば良さそう。
こんな感じで、最初は各クラスの先生のような人に会うとそのModの最初に使うアイテムをくれるのでそれを寮に戻って使ったりクラフトしたりして進める形になる。
クエストをサクサクこなしやすいように工夫されている感がある。
今回は一旦ここまで。